創健社がＳ高、１５年３月期最終利益予想の上方修正と株主優待制度の拡充を発表

　創健社<7413.T>がストップ高カイ気配。１０日の取引終了後に、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の４２億６０００万円から４１億２０００万円（前期比１．６％減）へ、営業損益を同１１００万円の黒字から７４００万円の赤字（前期１２００万円の黒字）へ下方修正した一方、純利益を同５００万円から１５００万円（前期比６６．７％増）へ上方修正したことが好感されている。売上高が想定を下回ったほか、販管費の増加が売上高・営業利益予想引き下げの要因としているが、第３四半期、第４四半期に投資有価証券売却益が発生することから、最終利益は引き上げるという。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（４～１２月）決算は、売上高３１億６８００万円（前年同期比０．７％増）、営業損益４５００万円の赤字（前年同期６００万円の黒字）、純利益４２００万円（前年同期比１０．９倍）だった。
　また、あわせて株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視されているようだ。従来は毎年３月３１日時点の１０００株以上保有する株主に、一律で３０００円相当の自社商品詰め合せセットを贈呈していたが、これを保有株数に応じて、１０００株から１９９９株で３０００円相当、２０００株から２９９９株で６０００円相当、３０００株以上で１万円相当に変更する。

創健社の株価は１３時３８分現在２２０円（△５０円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）