ＴＳテック、前期最終を44％下方修正

　テイ・エス　テック <7313> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期の連結最終利益を従来予想の94億円→53億円(前の期は124億円)に43.6％下方修正し、減益率が24.3％減→57.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の80.3億円→39.3億円(前年同期は67.6億円)に51.0％減額し、一転して41.8％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上収益は概ね計画通りに推移した一方、利益面では減益を見込んでいます。中国地域では減産影響を受けた減益、また、米州地域では減産影響および変則生産対応による諸経費の増加や物流コストの増加等により減益を見込んでおり、連結業績における各段階利益は予想を下回る見込みです。