ＴＳテック、今期税引き前を一転8％増益に上方修正

　テイ・エス　テック <7313> が10月30日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比41.2％減の112億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の281億円→310億円(前期は287億円)に10.3％上方修正し、一転して7.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比2.0倍の197億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比53.0％増の124億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.1％→11.6％に大幅改善した。

株探ニュース