ヤマハ発、第１四半期は営業黒字回復、アジア圏で二輪車販売好調

　ヤマハ発動機が１２日前引け後、１０年１２月期第１四半期（１０年１－３月）の連結決算を発表した。

　売上高は前年同期比１６．３％増の３０９８億９８００万円、営業損益は９６億１１００万円の黒字（前年同期１５５億２８００万円の赤字）、最終損益は７５億１１００万円の黒字（同１５７億６４００万円の赤字）となった。

　欧米での二輪車や四輪バギーなどの売上高は減少したが、ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）での二輪車販売が好調だった。また、為替差益の発生や人件費の圧縮などが収益を押し上げた。

　１０年１２月期連結の業績予想は変えていない。売上高は前期比８．４％増の１兆２５００億円、営業損益１００億円の黒字（前期６２５億８０００万円の赤字）、最終損益トントン（同２１６１億４８００万円の赤字）を計画。

　１２日前場終値は２６円高の１３３１円。



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提供：モーニングスター社

ヤマハ発が安い、払い込み終了で一部が利益確定売りとの見方

　二輪車大手のヤマハ発動機が安い。一時３２円安の１２７８円まで売られている。きのう２０日に、公募による新株式発行の払い込みが完了。発行価格は１株１２３１円と時価より安いため、市場では、払い込まれた一部が利益確定売りに回っているとの見方があった。

　新株式発行で調達した資金７４２億８７６５万円（上限）については、全額を研究開発資金として充当する予定としている。

　午前１０時１１分時点の株価は３０円安の１２８０円。



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ヤマハ発、新株発行価格は１２３１円に決定、ディスカウント率３．０７％

　ヤマハ発動機が１３日引け後、４月２日に発表した新株式発行とオーバーアロットメントによる株式売り出しに関し、発行価格が１株１２３１円に決定したと発表した。４月１３日の終値１２７０円を基準に算定したディスカウント率は３．０７％になる。

　今回の調達資金７４２億８７６５万円（上限）については、全額を研究開発資金として充当する予定。



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