ＭＵＲＯ、今期経常を44％上方修正

　ムロコーポレーション <7264> [ＪＱ] が2月10日後場(14:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の8.7億円→12.5億円(前期は13.9億円)に43.8％上方修正し、減益率が37.3％減→9.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.8億円→11.6億円(前年同期は6.8億円)に49.0％増額し、増益率が14.7％増→70.8％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結業績）　当第３四半期連結会計期間の連結業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中、需要の回復に上半期の減産の挽回が重なったこともあり、売上は前年同期を上回りました。利益面につきましても、厳しい上半期から継続している経費削減等の費用抑制効果もあり、第３四半期連結累計期間の営業利益が2020年11月12日に公表した通期連結予想値を上回りました。　2021年３月期の業績見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響やこれに伴う世界経済の動向、世界的な半導体不足による自動車生産の減少などの懸念材料はありますが、ここまでの業績が当初予想よりも堅調に推移している事と現時点で入手可能な情報に基づき、前回予想に対して増収増益の見込みとなりましたので、通期連結業績予想を修正いたします。　なお、今回公表した業績予想につきましては、当連結会計年度内は上述のような懸念点が概ね現状を維持する想定で行っております。従って、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大や半導体不足からの生産減等が想定を大きく超えた場合には、業績予想を変更する可能性があります。（個別業績）　連結業績と同様の理由により、通期の個別業績予想につきましても現時点で入手可能な情報に基づき算定いたしましたので、上記の通り修正いたします。 (注) 上記に記載した予想数値は現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定要素を含んでおります。実際の業績等は業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。