市光工、今期経常を一転31％減益に下方修正

　市光工業 <7244> [東証Ｐ] が10月19日大引け後(16:45)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の69億円→45億円(前期は65億円)に34.8％下方修正し、一転して30.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の52.8億円→28.8億円(前年同期は18.3億円)に45.4％減額し、増益率が2.9倍→57.8％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上面につきましては、アセアンの需要増による増収が見込まれる一方で、主力の国内と中国の自動車生産台数が想定ほど回復しない見通しとなったことなどを踏まえ、売上高の予想を1.1%引き下げることといたしました。一方、利益面につきましては、売上高の減少、電力などエネルギー価格の高騰、円安による輸入部品の為替影響などから、営業利益で36.2%、経常利益で34.8%、親会社株主に帰属する当期純利益で39.2%引き下げることといたしました。 なお、配当予想に修正はございません。