ＫＹＢ、今期最終を一転11％増益に上方修正・最高益更新へ

　ＫＹＢ <7242> が2月8日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比5.5倍の173億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の170億円→190億円(前期は170億円)に11.8％上方修正し、一転して11.2％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の74.9億円→94.9億円(前年同期は208億円)に26.7％増額し、減益率が64.0％減→54.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比14.2％増の78.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の9.4％→9.5％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース