ＮＯＫ、今期経常を39％下方修正

　ＮＯＫ <7240> [東証Ｐ] が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比30.0％減の239億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の379億円→232億円(前期は461億円)に38.8％下方修正し、減益率が17.9％減→49.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の213億円→66.3億円(前年同期は243億円)に68.9％減額し、減益率が12.3％減→72.7％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比40.3％減の73.4億円に落ち込んだが、売上営業利益率は前年同期の4.6％→4.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年10月25日に公表しました業績予想に対し、中国のロックダウン、および半導体等の部品不足による需要減の影響により売上高が減少する見通しです。　営業利益は、売上高の減少等により、減益となる見通しです。経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益の減少、為替影響等により減益となる見通しです。