デイトナ、上期経常を一転23％増益に上方修正・最高益更新へ

　デイトナ <7228> [ＪＱ] が8月4日大引け後(15:10)に業績修正を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の2.6億円→3.8億円(前年同期は3.1億円)に43.3％上方修正し、一転して22.7％増益を見込み、4期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の7.1億円(前期は7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウイルス感染症に伴う外出自粛要請や企業等の営業自粛要請により、当社グループにおいても４月は大幅な売上減少となりました。しかしながら、生活様式の見直しや政府の特別定額給付金等による経済施策、また、いわゆる「３密」を回避できる趣味としてのバイクライフや通勤手段としてのバイクの活用、それに伴うバイクメンテナンスニーズが高まった結果、６月までに４月の売上減少をカバーしたことで、第２四半期累計期間では、ほぼ当初予想通りの売上高を達成いたしました。加えて、販売費及び一般管理費については、３月に予定していたモーターサイクルショー等の各種イベントの中止や国内・海外出張の自粛により、広告宣伝費、旅費交通費などの経費が大幅に減少しました。結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回公表した当期第２四半期累計期間業績予想を上回る見込みとなりました。2020年12月期の通期業績予想につきましては、2020年２月13日に公表いたしました決算短信の業績予想から変更ありません。新型コロナウイルス感染症拡大による影響は、現在のところ軽微でありますが、第３四半期以降の状況は不透明であるため、今後の動向及び影響につきましては継続して注視し、必要に応じて業績予想の修正を検討してまいります。※本資料には、本資料の発表日現在の将来に関する前提や見通し、計画に基づく予想が含まれています。　また、当該予想と実際の業績の間には、今後の様々な要因によって大きく差異が発生する可能性があります。