業績下方修正とともに悪材料出尽くし、自動車業界に回復の兆しで本格反騰期待
業種:輸送用機器
時価総額:1029億円
PER:14.71倍
PBR: 1.18倍
ホンダ系の自動車部品メーカーで、カムシャフトやトランスミッションギヤが主力となる。小型化・軽量化において世界最高水準の生産技術力を有し、デファレンシャルアッセンブリィ(差動機構)やプラネタリィアッセンブリィ(減速機構)に強みがある。ホンダ系ならではとも言える二輪車向けも手がける。海外に工場を積極展開。
業績面においては11/6に中間決算および業績の下方修正を発表、欧州での赤字転落をはじめ世界全般で需要低迷が鮮明化し1Q・2Qともに前期比で大幅減益を強いられることとなった。修正幅は売上高で約5%減、営業利益は約28%減となったが、徐々に自動車業界に底入れの兆しがみられることや「CASE革命」の進展による製品需要増が見込まれることから下期にこそ期待が寄せられる。
株価は第1Q決算発表直後の8/13に年初来安値1098円まで売り込まれる場面がみられたが、その後は緩やかな戻り基調にあると言え、中間決算発表後は直近の高値圏を維持している。今後一段高を見込むためには1650円付近の上値抵抗を突破できるかどうかが焦点となりそうで、これを通過できれば年初来高値更新も見えてくる。
時価総額:1029億円
PER:14.71倍
PBR: 1.18倍
ホンダ系の自動車部品メーカーで、カムシャフトやトランスミッションギヤが主力となる。小型化・軽量化において世界最高水準の生産技術力を有し、デファレンシャルアッセンブリィ(差動機構)やプラネタリィアッセンブリィ(減速機構)に強みがある。ホンダ系ならではとも言える二輪車向けも手がける。海外に工場を積極展開。
業績面においては11/6に中間決算および業績の下方修正を発表、欧州での赤字転落をはじめ世界全般で需要低迷が鮮明化し1Q・2Qともに前期比で大幅減益を強いられることとなった。修正幅は売上高で約5%減、営業利益は約28%減となったが、徐々に自動車業界に底入れの兆しがみられることや「CASE革命」の進展による製品需要増が見込まれることから下期にこそ期待が寄せられる。
株価は第1Q決算発表直後の8/13に年初来安値1098円まで売り込まれる場面がみられたが、その後は緩やかな戻り基調にあると言え、中間決算発表後は直近の高値圏を維持している。今後一段高を見込むためには1650円付近の上値抵抗を突破できるかどうかが焦点となりそうで、これを通過できれば年初来高値更新も見えてくる。