ＧＭＢ、前期経常を赤字縮小に上方修正

　ＧＭＢ <7214> が4月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の9億5000万円の赤字→4億5000万円の赤字(前の期は3億1300万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5100万円→5億5100万円(前年同期は1億3300万円)に11倍増額し、一転して4.1倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 売上高につきましては、日本から海外へ輸出する新車用・補修用部品市場の販売を中心に前回予想を上回る予定であります。利益面につきましても、販売増加の影響とともに、韓国子会社における退職給付債務の数理計算上の影響による退職給付費用の減少などにより営業利益は前回予想を上回る予定であります。さらに円安が進んだことにより外貨建て債権の為替評価益も計上するなどして経常利益や親会社株主に帰属する当期純利益も前回予想を上回る予定であります。　 なお、今回の業績予想の修正に伴う期末配当予想の変更はありません。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。