2,909円
プレミアグループのニュース
■ペプドリ <4587> 2,022円 (+400円、+24.7%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。ペプチドリーム <4587> [東証P]がストップ高。30日の寄り前、ノバルティス
■東自機 <6360> 3,415円 (+504円、+17.3%) ストップ高
東京自働機械製作所 <6360> [東証S]がストップ高。前週末26日の取引終了後、集計中の24年3月期単独業績について、営業利益が従来予想の9億5000万円から13億8800万円(前の期比40.9%増)へ、純利益が7億1000万円から11億1600万円(同39.7%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。売上高は135億円の従来予想に対して134億5800万円(同1.1%増)とやや下振れたものの、生産性の向上や価格転嫁の取り組みなどにより原価率が改善したことが利益を押し上げた。また、利益の上振れ着地に伴い期末一括配当予想を60円から120円へ引き上げた。
■三菱電 <6503> 2,773円 (+380円、+15.9%)
東証プライムの上昇率2位。三菱電機 <6503> [東証P]が3日ぶり急反騰。前週末26日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比10.5%増の3150億円を見込む。前期に続き過去最高益を更新する計画を示しており、ポジティブ視した買いが集まったようだ。今期の売上高は同0.8%増の5兆3000億円を見込む。空調機器の需要増に加え、FA(ファクトリーオートメーション)システムでの採算性改善などを予想。防衛・宇宙システムでの事業規模の拡大も寄与する。24年3月期の連結決算は、売上高が前の期比5.1%増の5兆2579億1400万円、最終利益が同33.2%増の2849億4900万円だった。
■タムロン <7740> 7,360円 (+1,000円、+15.7%) ストップ高
東証プライムの上昇率3位。タムロン <7740> [東証P]がストップ高。前週末26日の取引終了後、第2四半期累計(1-6月)連結業績予想について、売上高を343億円から410億円(前年同期比25.2%増)へ、営業利益を62億円から84億円(同29.7%増)へ、純利益を46億5000万円から63億円(同18.2%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期において各セグメントで販売が計画を上回ったことに加えて、円安影響、コストダウンや生産性向上の原価低減推進効果などにより売上総利益率が向上したことが要因としている。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高755億円(前期比5.7%増)、営業利益143億円(同5.1%増)、純利益107億3000万円(同0.8%減)の従来見通しを据え置いている。同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高198億1900万円(前年同期比36.5%増)、営業利益45億4700万円(同72.9%増)、純利益33億4400万円(同42.5%増)だった。主力の写真関連事業や車載事業を中心とするモビリティ&ヘルスケア、その他事業などが伸長した。
■日精線 <5659> 1,334円 (+172円、+14.8%)
東証プライムの上昇率5位。日本精線 <5659> [東証P]が3日ぶり急反騰。前週末26日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表とともに、25年3月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は28億円と、計画に対し上振れして着地した前期の水準から8.0%の増益を見込む。年間配当予想は46円と、1対5の株式分割を考慮したベースで4円の実質増配を計画する。更に、今後3カ年の中期経営計画では収益を拡大させる戦略とともに、連結配当性向を50%程度(従来の目標は40%程度)とする目標を示しており、株価を刺激する材料となったようだ。25年3月期の売上高は前期比0.6%増の450億円を見込む。原価低減や価格改定の効果が利益を下支えする要因となる。中期経営計画では27年3月期に売上高500億円、経常利益を52億円(25年3月期見通しは40億円)に伸ばす方針を示している。
■プレミアG <7199> 2,223円 (+279円、+14.4%)
東証プライムの上昇率6位。プレミアグループ <7199> [東証P]が続急騰。前週末26日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比26.8%増の400億円、純利益を同17.2%増の54億円と発表。売上高、純利益とも前期に続き過去最高となる見通しで、これを好感した買いを集めている。中古車市場での底堅い安定的な需要が追い風となる見込み。配当予想は前期比12円増の40円とした。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比23.9%増の315億4600万円、純利益が同15.4%増の46億800万円だった。
■さくらネット <3778> 5,910円 (+660円、+12.6%)
東証プライムの上昇率9位。さくらインターネット <3778> [東証P]が3日ぶり急反騰。前週末26日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比28.3%増の280億円、営業利益を同2.3倍の20億円と発表。売上高、営業利益とも4期ぶり過去最高更新を見込んだことに加え、配当予想を前期比50銭増の4円としており、これが好感され買われた。生成AI向けGPUクラウドサービスの拡大に向けた大規模投資や、ガバメントクラウド認定の機能要件充足に向けた クラウドサービスの機能開発などを進めていく。積極的な投資を実施するが、GPUクラウドサービスの本格提供開始で増収増益を見込む。なお、同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比5.8%増の218億2600万円、営業利益が同19.1%減の8億8400万円だった。あわせて、新株式発行に関する発行登録を行うことを明らかにした。5月8日から来年5月7日までの間に最大200億円を調達する。GPUクラウドサービスにおけるGPUサーバーなどの調達や石狩データセンターの能力増強などの設備投資に充てる。
■北ガス <9534> 3,080円 (+341円、+12.5%)
東証プライムの上昇率10位。北海道ガス <9534> [東証P]が5日ぶり急反騰。3000円台に乗せ、1993年以来の高値圏で推移した。前週末26日の取引終了後、9月30日を基準日として10月1日付で1株を5株に分割すると発表。あわせて同社は24年3月期の連結決算にあわせ、25年3月期の業績・配当予想を開示した。前期の期末配当を10円増額したうえで、今期の年間配当予想については株式分割考慮前の水準で90円(前期は年間80円)と実質増配とした。株式の流動性向上期待と株主還元姿勢を好感した買いが入ったようだ。25年3月期の売上高は前期比4.5%減の1660億円、最終利益は同15.7%減の98億円を見込む。
■コマツ <6301> 4,755円 (+491円、+11.5%)
小松製作所 <6301> [東証P]が3日ぶり急反騰。前週末26日の取引終了後、上限を3300万株(発行済み株数の3.49%)、または1000億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は4月30日から9月30日までで、取得した全ての自社株は10月30日付で消却する予定だ。同時に発表した25年3月期連結業績予想は、売上高3兆8610億円(前期比0.1%減)、営業利益5570億円(同8.3%減)、純利益3470億円(同11.8%減)を見込む。欧州や中南米、アジア向け建設機械の需要減少を販売価格の改善で補うものの、為替差のマイナス影響が響く見通し。想定為替レートは1ドル=140円(前期144円30銭)、1ユーロ=149円(同156円)としている。なお、24年3月期決算は売上高3兆8651億円(前の期比9.1%増)、営業利益6071億9400万円(同23.7%増)、純利益3934億2600万円(同20.5%増)だった。
■ロードスター <3482> 3,410円 (+320円、+10.4%)
ロードスターキャピタル <3482> [東証P]が続急騰。前週末26日取引終了後に1-3月期連結決算を発表。売上高が前年同期比94.8%増の81億6800万円、営業利益が同2.5倍の26億4100万円と好調だったことが好感された。金融緩和路線の継続による良好な資金調達環境が続いたことが追い風になった。通期の増収増益見通しに変更はない。
■マキタ <6586> 4,603円 (+395円、+9.4%)
マキタ <6586> [東証P]が続急伸。前週末26日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示し、最終利益が前期比16.7%増の510億円になる見通しを示し、好感されたようだ。想定為替レートは1ドル=145円(24年3月期の実績は144円59銭)、1ユーロ=155円(同156円75銭)、1人民元=20円(同20円13銭)とした。社内業務の効率化と在庫削減の取り組みにより利益体質の強化が進み、今期は増益を計画する。半面、欧州の住宅投資の低迷など厳しい需要環境にあるとの見方を示し、北米についても需要動向が見通しづらい状況にあると指摘する。今期の売上収益は前期比4.2%減の7100億円となる見通し。今期の中間配当予想は20円(前期の中間配当は10円)とした。年間配当予想は未定(前期の年間配当は57円)とする。
■カワチ薬品 <2664> 2,848円 (+243円、+9.3%)
カワチ薬品 <2664> [東証P]が4日ぶり急反発。前週末26日の取引終了後に発表した25年3月期連結業績予想で、売上高2920億円(前期比2.1%増)、営業利益80億円(同5.2%増)、純利益57億円(同20.9%増)と増収増益を見込むことが好感された。既存エリアを中心に13店舗の新規出店を行う一方、2店舗の退店を計画。また、調剤薬局を新規及び既存店舗に7件併設し、専門性の強化を推進する。 なお、24年3月期決算は、売上高2859億6000万円(前の期比1.5%増)、営業利益76億100万円(同15.0%増)、純利益47億1300万円(同12.8%増)だった。
■ソシオネクス <6526> 4,691円 (+384円、+8.9%)
ソシオネクスト <6526> [東証P]が続急伸。前週末26日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比9.6%減の2000億円、営業利益を同24.0%減の270億円と発表。前期から一転減収減益としたものの配当予想は実質増配を見込んだほか、足もとの円安による業績上振れ期待もあり、売り一巡後は買い戻しの動きが強まった。前期に増加したデータセンター・ネットワーク向け売り上げの反動減を見込む。配当予想は50円(前期は株式分割考慮ベースで48円)。想定為替レートは1ドル=130円とした。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比14.8%増の2212億4600万円、営業利益が同63.6%増の355億1000万円。期中の平均為替レートは144円60銭で、前の期比9円10銭の円安だった。円安が業績に与えた影響について、前の期比で売上高が117億円、営業利益が25億円増加したという。
■日立 <6501> 14,620円 (+1,145円、+8.5%)
日立製作所 <6501> [東証P]が続急伸。前週末26日の取引終了後、6月30日を基準日として1株を5株へ株式分割すると発表したことに加えて、上限を2100万株(発行済み株数の2.27%)、または2000億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は4月30日から来年3月31日まで。同時に発表した25年3月期連結業績予想で、純利益は6000億円(前期比1.7%増)となる見通しとした。売上高は自動車部品の日立Astemoが連結から持ち分法適用会社化したため9兆円(同7.5%減)と減収見込みだが、堅調な国内外のデジタル需要を背景にIT部門が増収増益となるほか、社会インフラ部門の受注堅調、タレス社の鉄道信号関連事業買収効果などが寄与する見通し。なお、24年3月期決算は、売上高9兆7287億円(前の期比10.6%減)、純利益5898億9600万円(同9.1%減)だった。
■マックス <6454> 3,530円 (+255円、+7.8%)
マックス <6454> [東証P]が続急伸。同社は26日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比3.2%増の130億円としていることや、期末一括配当計画を前期比7円増配の108円としていることが好感されたようだ。売上高は同3.6%増の898億円を見込む。景気が緩やかに回復していくことを想定している一方、原材料価格の高止まりや欧州の景気低迷、中国経済の先行きなどを懸念している。
■伊藤忠食 <2692> 7,480円 (+530円、+7.6%)
伊藤忠食品 <2692> [東証P]が続急伸。同社は30日午後1時ごろ、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比17.5%増の90億円としていることや、年間配当計画を前期比10円増配の120円としていることが好感されたようだ。売上高は同4.1%増の7000億円を見込む。消費者起点でビジネスを推進することで、持続的な企業価値の向上に努めるとしている。
※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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