Ｃａｓａが反落、２２年１月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感

　Ｃａｓａ<7196.T>は反落している。７日の取引終了後、２２年１月期の連結業績予想について、売上高を１０３億２３００万円から１０３億７９００万円（前期比１．５％増）へ、営業利益を８億３２００万円から１０億３８００万円（同０．６％増）へ、純利益を４億８９００万円から６億５８００万円（同７．８％増）へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

　収益性を考慮した代理店の見直しにより紹介手数料の圧縮が想定を上回る見込みであることに加えて、基幹システムの更なる機能強化を企図してリリース時期を来期に変更した結果、販管費が減少する見込みであることが要因としている。

　なお、第３四半期累計（２～１０月）決算は、売上高７８億３７００万円（前年同期比３．０％増）、営業利益９億８９００万円（同２０．７％増）、純利益６億４５００万円（同１４．８％増）だった。

出所：MINKABU PRESS