GMOフィナンシャルホールディングスのニュース
GMOフィナンシャルHD、通期は増収増益 営業収益・各段階利益において過去最高の業績を更新
新経営体制について
石村富隆氏(以下、石村):こんにちは。みなさま、本日はGMOフィナンシャルホールディングスの2021年12月期決算説明会にご参加いただきありがとうございます。ただいまから開始させていただきます。
はじめに、先ほどのアナウンスにもありましたように、本年1月1日付で新経営体制へと移行しています。代表執行役会長CEOに高島秀行が、代表執行役社長COOに私、石村が就任しています。こちらの体制でグループ各社のシナジーを最大化しながら事業規模・領域を拡大し、持続的成長を目指したいと考えていますので、引き続きよろしくお願いいたします。決算概要については、CFOの山本からご説明します。
FY2021|決算サマリー
山本樹氏:それでは決算の概要について、私からご説明します。2021年の決算サマリーは、ご覧のスライド5ページのとおりです。前年と比較して営業収益が27.6パーセント増の459.2億円、営業利益が25.5パーセント増の153.9億円、最終利益が35.1パーセント増の98.5億円ということで営業収益、各段階利益において過去最高の業績を更新しました。
FY2021|セグメント別の状況
セグメント別の状況についてです。証券・FX事業、暗号資産事業ともに前期から成長しており、証券・FX事業については営業収益が10.0パーセント増の332.8億円、営業利益が8.2パーセント増の113.5億円となります。
暗号資産事業については良好な相場、マーケット環境を受けて、大きく躍進して営業収益が133.7パーセント増の120.6億円、営業利益が147.8パーセント増の40.5億円ということで、かなり大きく成長した1年となりました。
FY2021|営業利益増減
7ページでは2020年と2021年の営業利益の増減の要因について説明しています。スライド中央あたりの暗号資産でプラス69.0億円というのが一番大きな要因ですが、昨年は特に第1四半期から第2四半期の途中まで、非常に暗号資産マーケットがよかったことで取引量や収益が増加したこともあり、大きく伸ばすことができました。
他に収益で大きく増えているのが、FX・外為OPのところで、27.6億円の増加となっています。こちらは第4四半期から外貨ex byGMOを連結子会社化して損益を取り込んでいるので、その効果が大きかったと思っています。
また、タイでのネット証券の事業が非常に順調に推移しており、信用取引残高も順調に積み上げた結果、金融収支が12.6億円のプラスとなっています。
一方のコストのほうは、全般的に外貨ex byGMOの連結子会社化の影響で第4四半期の費用の部分は増えています。それ以外に特筆すべき項目が、まず取引関係費です。暗号資産マーケットが活況だったと先ほどお伝えしましたが、その関係で取引の支払手数料が前年から8.8億円増加しました。また、口座獲得等をかなり積極的に行い、マーケティングに費用を使いましたので、広告宣伝費が25.5億円の増加となっています。
その他のコストのところで、減価償却費・のれん償却費が増えていますが、こちらも外貨ex byGMOを取得した時の取得差額の部分であり、のれんと顧客関連資産、無形資産が増加しており、その償却が増えたというところです。
FY2021|総括
ここで2021年の振り返り、総括をしたいと思います。2021年ですが、我々が非常に得意とするFXやCFDのような店頭デリバティブの収益力強化を行いつつ、それをベースに暗号資産やタイといった成長分野・新規分野への投資を行うという方針で取り組んできました。
業績予想は出してはいませんでしたが、2019年2月に中期的な目標ということで、3年後である2021年12月期の営業利益目標を200億円と公表しています。それが1つの目標になっているというところです。
結果ですが、まず数値、定量的なところでは、FXの競争が想定以上に激しくなったこともあり、200億円という目標は残念ながら達成できませんでした。ただ、先ほどお伝えしたとおり、過去最高の業績を更新しましたので、一定程度は達成できたのではないかと思っています。
スライド8ページの下半分に、主な商品別の目標への達成度を表に記載しています。FXについては当初、2019年2月の段階からスプレッド競争などが激しく進んだことが大きく響いています。収益性の改善の施策は続けており、一定程度進んではいますが、スプレッド縮小の収益減少を補うまでには至っていません。そのようなこともあり、評価としてFXは「✕」としています。
その他の商品、CFDや海外証券(タイの事業)、また暗号資産の事業は、それぞれ顧客基盤を拡大させたりKPIを伸ばしたりと、2019年に想定していたよりもはるかに大きく成長できたかなということで、それぞれ「◎」としています。
また、定性的なところですが、既存分野では外貨ex byGMOを連結子会社化することができて、既存事業の強化も叶いました。加えてNFT事業への参入など新しい分野への参入もできて、今後の成長へ向けて業容の拡大ができたと思っています。
株主還元|配当および配当性向
株主還元についてですが、2021年については配当性向目標60パーセントということで取り組んでおり、期末もこれに基づき1株あたりの配当金が10.85円と本日開示しています。年間合計すると52.17円、配当利回りとしては5.9パーセントとなっています。
本年度の配当性向については、若干見直しを行い50パーセント以上としています。こちらも先ほどご説明したように、今は成長分野に投資をしていて、各事業会社に資金・資本が必要なため、ホールディングスとしても一定程度の資本の蓄積は必要かと思っていますので、そのような意味で若干柔軟性を持たせ、50パーセント以上へと変更しました。
Q4’21(10-12月)|マーケット環境
第4四半期10月から12月のマーケット環境を振り返りたいと思います。株式については、ここ数四半期は堅調に推移しており、前年同期比でも増加の99兆円というマーケットでした。店頭FXは、2021年は昨年に比べて緩やかに減少していたのですが、第4四半期は増加に転じ、昨年の第4四半期と比べても増加となっています。
一方、暗号資産マーケットについては、昨年末から第1四半期、第2四半期の途中まで非常に活況で、その後、若干落ち着きつつあって減少していたのですが、第4四半期は第3四半期と同程度の15兆円で着地しています。
Q4’21(10-12月)|決算サマリー
続いて、第4四半期の決算を第3四半期と比べますと、11ページに記載のとおり、営業収益が40.1パーセント増の128.5億円、営業利益が1.8パーセント増の29.4億円、最終利益が7.5パーセント増の20.5億円となっています。
Q4’21(10-12月)|セグメント別の状況
セグメント別の状況は12ページに記載のとおりです。証券・FX事業については外貨ex byGMOの連結効果が第4四半期から出ており、そこの効果が大きく、営業収益が55.5パーセント増の112.5億円、営業利益が57.6パーセント増の39.2億円となりました。
一方の暗号資産事業は、営業収益が19.3パーセント減の14.4億円となり、それに加えて積極的なマーケティング活動を第4四半期に展開し、かなり広告宣伝費を使ったため、営業利益は前四半期では3.8億円の黒字だったものが8.6億円の赤字となっています。
Q4’21(10-12月)|営業利益増減
第3四半期と第4四半期の営業利益は、ほぼほぼ同水準なのですが、増減はスライド13ページに記載のとおりです。大きく収益を伸ばしているのがFX・外為OPの37.5億円で、こちらは先ほどご説明しているとおり、外貨ex by GMOのグループジョインの効果となっています。
コストのほうも外貨ex byGMOが加算されたことによって各項目増えています。これに加えて、暗号資産事業においてテレビCMなどを中心にかなり大きく投資したことで、広告宣伝費が前四半期からプラス9.6億円となっています。その他のコストは先ほどご説明したとおりの内容です。
四半期業績推移|営業収益(セグメント別/商品別)
14ページ以降は四半期業績推移で、こちらがセグメント別と商品別の営業収益の推移です。前四半期からは40.1パーセント増、前年同期からは59.6パーセント増ということで大きく伸びているのが確認できると思います。
四半期業績推移|営業利益
続いて営業利益ですが、当四半期は前四半期とほぼ同水準の29億円です。
四半期業績推移|販売費及び一般管理費
第4四半期の販売費及び一般管理費は93億円ということで、前四半期から62.0パーセント、前年同期から70.0パーセントの増加となっています。
要因は大きく2つあり、1つ目は先ほどお伝えしたとおり、外貨ex byGMOのグループジョインに伴い、その販管費がそのまま加算され19億円ほど増加しています。2つ目に、暗号資産事業で広告宣伝費を大きく使ったことで取引関係費が増加したことが要因となっています。
今後の見通しですが、2022年の第1四半期は合計で約85億円を見込んでいます。証券・FX事業については第4四半期と同じくらいのレベルで発生するとみて68億円、暗号資産事業については、今のところ2021年ほどの広告宣伝費を見込んでいないため、それを考慮して15億円程度としています。ほか、NFT事業などその他に2億円とし、合計で85億円と見込んでいます。
第3四半期の時点で、外貨ex byGMOの取得に際して発生したのれんの金額を暫定的に166億円と報告しましたが、この第4四半期で分析が終わり、資産の配分が完了したためこちらに記載しています。差額のうち79億円を顧客資産としてその他の無形固定資産に配分し、9年で償却することとしました。
その税効果が繰延税金資産24億円で、それらを勘案した最終的な差額ののれんが110億円となり、効果の及ぶ期間として12年とさせていただき、12年で償却することになっています。この償却額の合計が毎年かかってくるのですが、おおむね前回ご説明した166億円の10年償却のイメージからそれほど大きく離れていないと思っています。
店頭FX|国内取引高シェアの推移
事業の概況を商品別にご説明します。まずFXですが、この第4四半期から外貨ex byGMOの取引高がグループシェアに加算されており、12月ではグループシェアが26.2パーセントとなりました。2021年の年間ですと、GMOクリック証券が2020年に続いて2年連続で取引高世界ナンバーワンを達成しています。
店頭FX|預り証拠金残高の推移
こちらが預り証拠金の残高の推移です。第4四半期から外貨ex byGMOの持つ1,000億円超が加算され、3社合計で3,000億円超となり、かなり盤石な顧客基盤になってきたかなと思っています。
CFD|売買代金・収益の推移
続いて、CFDの売買代金と収益の推移です。売買代金・収益ともに前年同期から大きく60パーセントほど伸ばし、取引高が15兆円、収益も15億円ということで、好調をキープしています。顧客基盤の拡大については、独自の顧客の獲得に加えて、BtoBtoC事業を考えていることを何回かご報告していますが、そちらの準備は順調に進んでいるところです。
CFD|預り証拠金残高の推移
こちらがCFDの預り証拠金の推移です。一時伸び悩んだように見えましたが、この数四半期でまた少しずつ増加傾向になっています。前年同期から22.4パーセント増の555億円ということで、順調に拡大できていると思っています。
国内株式|売買代金
国内株式の売買代金の推移とシェアになります。第4四半期の売買代金は2.9兆円ということで前四半期から若干減少し、シェアについても3.0パーセントと若干減少しています。
国内株式|株式委託手数料・委託手数料率の推移
委託手数料と手数料率の推移です。2021年度は株式手数料の引き下げなどを行ったこともあり、前年同期から手数料は30.3パーセントの減少となっています。
国内の株式については、手数料無料化などの動きなどが厳しい環境下ではあるのですが、我々としても利便性の向上は引き続き行っていきたいと思っており、この第4四半期ではアプリの改善なども行いました。今後もそのようなことは継続したいと思っています。
国内株式|金融収支の推移
金融収支の推移です。前年同期に比べ16.7パーセント増ということで、ここ数四半期は5億円前後で推移しています。
海外証券(タイ王国)|信用取引残高の推移
続いて、タイでの海外証券ビジネスです。タイでは信用取引残高ナンバーワンを目指してビジネスを展開していますが、2021年についても前年から80.2パーセント増の129億バーツと残高を大きく伸ばすことができました。マーケットシェアについては少しずつ増加し、2021年9月末で11.4パーセントまできています。
海外証券(タイ王国)|金融収支の推移
こちらがタイでの金融収支の推移です。信用取引残高の増加に比例するように収益が増加しており、この第4四半期では5.1億円となっています。タイ単体での年度の決算は前々期より2期連続で黒字を達成しています。
暗号資産|売買代金の推移
暗号資産事業に移ります。まず、こちらが売買代金の推移です。マーケット全体も第3四半期から盛り上がりに欠けているということは先ほどご説明したとおりですが、GMOコインにおいても、ほぼ第3四半期と同じ水準で5.1兆円の取引高となりました。
この第4四半期においてはサービスの強化の取り組みとして、シンボルとモナコインという2つの新たな暗号資産の取り扱いを開始し、アプリも改善してお客さまのニーズに応えることを実施しています。
暗号資産|売買代金シェア
売買代金のシェアです。2021年に入ってから売買代金のシェアは伸びてきており、直近では32.2パーセントとなっています。ここ数ヶ月は30パーセント以上のシェアをキープしており、高水準であると言えます。
暗号資産|口座数と顧客預り資産の推移
口座数と預り資産の推移です。口座数・預り資産ともに順調に伸びており、顧客基盤を順調に拡大しています。
GMOコインで暗号資産事業を展開していますが、どうしてもビットフライヤーさまやコインチェックさまに比べて認知度、知名度が若干低いかなという課題を持っています。それを解消するために、先ほどもお伝えしましたが第4四半期は広告宣伝費に大きく投資し、知名度向上に向けた取り組みを実施しました。
また、先ほどお伝えしたように新たな暗号資産の取り扱いや「つみたて暗号資産」の利用者数も順調に増加しており、このようなところで顧客の裾野を拡大して、シェアをさらに上げていきたいと思っています。
暗号資産|セグメント収益・利益の推移
暗号資産セグメントの収益と利益の推移です。取引高は第3四半期からほぼ横ばいでしたが、暗号資産のセールスミックスと言いますか、アルトコインの取引が若干減少したということも影響して、収益としては減少、利益としては広告投資が大きく、8.6億円のマイナスとなっています。
NFT事業①
続いてNFT事業については、8月にβ版をリリースして、12月には英語版の提供を開始しました。日本語圏だけではなく、英語圏のユーザーにもコンテンツの購入・出品ができるような場が整ったと考えています。
NFT事業は、国内・海外を問わず、クリエーター、アーティストとそのファンとをつないで、みなさまに笑顔になってもらうことを目指しています。ナンバーワンのNFTプラットフォームになることを目指し、事業を展開しています。
NFT事業②
基本的には、多くのファンの方、およびクリエーター、アーティストの方を獲得していくことが大事だと思っています。今年に入ってからは、作家の村上龍さんの初めてのNFT作品をオークション形式で取り扱い、昨年の第4四半期は、音楽家の坂本龍一さんや小室哲哉さんの作品の取り扱いを開始しました。
NFT自体、まだ日本ではあまり知名度がなく、「Adam byGMO」の知名度もそれほど高くないため、このように非常に著名な方の作品を取り扱うことによって、認知度を上げていきたいと思っています。
バーチャルオフィス事業①
最後に、バーチャルオフィス事業について簡単にご説明します。昨年8月に、GMOオフィスサポートという会社を設立し、12月からバーチャルオフィスサービスの提供を開始しています。
バーチャルオフィスのサービスは基本的に安心して使えるものであり、業界最安値でリーズナブルに、起業家・経営者の方に提供していくものです。そのようなところから日本の起業文化を支えて、日本を元気にしていきたいという思いでサービスを開始しました。
バーチャルオフィス事業②
こちらのスライドで、バーチャルオフィス事業について簡単にご説明しています。「GMOオフィスサポート」では、起業などを考えているお客さまに向けて、基本的にはバーチャルオフィスのサービス、例えば登記できる住所等の利用サービスを提供していますが、お客さまは、そのほかにもいろいろな悩みがあるかと思います。
そのようなところに関するビジネス支援のサービスということで、例えば銀行口座の開設(※)や、スライドに記載しているような名刺作成、会計サービスなど、そのようなものを紹介することも行っています。
特に、我々も出資しているGMOあおぞらネット銀行の戦略の1つに、「スモール&スタートアップ企業向け銀行No.1」というものを掲げており、そちらとの親和性をもって、連携して相互のシナジーを発揮できればよいと思っています。
今後の展望については、石村からご説明します。
(※銀行口座の開設には、銀行による審査があり、口座開設をお約束するものではありません。)
今後の展望|FY2022の方針
石村:我々の今後の展望は、スライドに記載しているとおりです。1つ目に「強いものをより強くする」ということで、以前から推進しているFXやCFD、海外証券、暗号資産など、既存のビジネスの底上げを図り、収益をしっかりと確保していくということです。
2つ目に「事業ポートフォリオの多角化」ということで、NFT、バーチャルオフィスなど、前期に始めた事業を成長させて、既存のビジネスだけではなく他の収益機会もしっかりと作っていくということです。
3つ目は「適材適所の人財配置による組織力強化」です。前期は外貨ex byGMOがジョインしておりますので、個々人の適性を見極め、個社だけではなくグループ全体で人財を適材適所で配置して、より強くしていくということを考えています。
今後の展望|各事業・商品における取り組み
各事業・商品における取り組みのブレークダウンです。FXはお伝えしたとおり、GMOクリック証券、並びにFXプライムbyGMO、外貨ex byGMO、国内グループ3社のシナジーの最大化により、収益力強化やマーケティングの効率化、サービスの利便性向上を図ります。国内シェアは現在30パーセントくらいですが、3社でしっかりと力を合わせて、さらに拡大させていこうと考えています。
CFDは成長してきていますが、引き続きクロスセルを推進し、収益拡大を目指します。また、銘柄の拡充、取引ツール改善による顧客基盤の拡大にも努めます。
先ほどもお伝えしたように、BtoBtoC事業では、我々の既存のお客さまだけではなく、新規のお客さま、他社のお客さまにもリーチできるような体制にして、収益機会を拡大していこうと考えています。
暗号資産に関しては、「暗号資産取引をもっとリーズナブルに」ということで、我々がほかのプロダクトでも行っているように、お客さまにできるだけ喜んでいただけるサービスを提供していきます。
金融商品ですので、簡単に言いますと、我々は「コストが安い」というのは非常に大事なことだと思っています。暗号資産は、業界全体ではまだコストが高いところがありますが、我々が先陣を切って、お客さまにリーズナブルに提供していくことを考えています。もちろんアプリの改善や銘柄追加など、サービス強化を図っていきます。
海外証券に関しては、信用取引座高がそのまま収益につながるため、積み上げをしっかりと行っていきます。現状は信用取引が主力ですが、収益源の多様化として新規サービス等についても検討し、展開していきたいと考えています。
既存のビジネスからしっかりと収益を確保しつつ、新規のビジネス、NFTやバーチャルオフィスにしっかりと投資して、コンテンツ・機能拡充を行います。NFTの「Adam byGMO」の成長を加速させること、GMOインターネットグループとの連携強化でバーチャルオフィス事業の成長を加速させることに注力します。
これら以外にも新規のビジネスの機会があれば、積極的にそちらにも取り組んでいきたいと考えています。ご報告は以上になります。
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