ＪＩＡ、今期経常を10％下方修正

　ジャパンインベストメントアドバイザー <7172> [東証Ｍ] が9月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の70億円→63億円(前期は71.8億円)に10.0％下方修正し、減益率が2.6％減→12.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の30.2億円→23.2億円(前年同期は44.9億円)に23.2％減額し、減益率が32.7％減→48.3％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年５月１日に発表した業績予想の修正値は、新型コロナウイルス感染症が与える営業活動への影響が、徐々に正常化する仮定の下に算出いたしました。しかしながら、想定よりも回復スピードが緩やかであることに鑑み、下記取組内容の変更を行ってまいります。これらに伴い、2020年12月期連結業績予想が前回発表予想を下回る見込みとなりましたので、前述のとおり修正するものです。[オペレーティング・リース事業]新型コロナウイルス感染症収束の先行きが見通せない中、特性が類似する商品の偏りを改善するために、一部案件の販売時期を見直し、次年度に販売することといたしました。また、今期にリース期間が終了し再販・再リースによる収益化予定であった一部機体について、航空会社等賃借人とのリース期間延長交渉の結果、次年度に収益化する見込みとなりました。[環境エネルギー事業]今期に予定しておりました、太陽光発電事業の新規ファンド組成及び販売を見送り、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せるまでの間、自社で保有することといたしました。自社保有の間には、安定した収入源である売電収入を得た上で、次年度以降の適切な時期にファンド組成及び販売することといたします。