ピアラが反発、イングリウッド社と資本業務提携しマーケティングプラットフォーム強化へ

　ピアラ<7044.T>が反発している。２６日の取引終了後、データテクノロジー事業や人工知能（ＡＩ）戦略事業などを展開するイングリウッド（東京都渋谷区）と資本・業務提携を締結したと発表しており、これが好感されている。

　ピアラは今年２月、新たなマーケティングプラットフォーム「ナレシェア」をリリースしたが、今回の提携はイングリウッド社の持つデータやノウハウを活用することでＡＩ最適化の速度を上げるのが狙い。提携に伴い、イングリウッド社の黒川隆介社長から株式を取得する予定で、ピアラの保有割合は０．１７％となる予定という。また今後は、イングリウッド社のデータとノウハウを生かし「ナレシェア」のメインパートナーとしてクライアントの支援をしつつ、イングリウッド社が展開するビューティ＆ヘルス事業の支援を継続するとしている。なお、２０年１２月期業績への影響は軽微としている。

出所：MINKABU PRESS