ニッチツ、今期経常を一転37％減益に下方修正

　ニッチツ <7021> [東証２] が8月2日大引け後(17:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比59.9％減の6900万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億6000万円→2億2000万円(前期は3億4700万円)に38.9％下方修正し、一転して36.6％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の1億4000万円→6000万円(前年同期は2億5300万円)に57.1％下方修正し、減益率が44.7％減→76.3％減に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.5％→2.3％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間及び通期の業績予想につきましては、資源関連事業にかかる結晶質石灰石部門において採掘原石の黄色化等による出鉱量不足の解消が遅れていること、同じくハイシリカ部門において原材料の値上がりや半導体関連及び光学関連の出荷の減少が見込まれること等を勘案し、平成30年５月11日に発表いたしました業績予想を修正するものであります。※上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。 実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。