日ケミコン、野村は投資判断を引き上げ

　日本ケミコン<6997> 445円　58円高
　野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同360円から600円に引き上げました。

　（１）ＤＬＣＡＰ（電気二重層キャパシタ）、（２）中高圧・大型アルミ電解の売上見通し引き上げと、（３）為替前提変更を踏まえ、業績予想を上方修正したそうです。足元、黒字化の鍵を握る中高圧・大型品アルミ電解需要が産機・パワコン向けなどで好調に推移し、円安も追い風に、四半期黒字化が見えたそうです。今後は、（１）世界シェア首位を誇るアルミ電解の緩やかな回復・収益化を軸に、（２）当社製ＤＬＣＡＰを採用した減速エネルギー回生システムのガソリン車への普及を予想し、中期利益成長性は高まったと判断したようです。

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