リードが一時Ｓ高、ＳＵＢＡＲＵ向け好調で４～１２月期最終益は通期計画上回る◇

　リード<6982.T>が後場に急騰し、一時ストップ高の水準となる前日比１５０円高の８５５円に買われる場面があった。この日、２３年３月期第３四半期累計（２２年４～１２月）の単体決算を発表した。最終損益は１億５４００万円の黒字（前年同期は１億２５００万円の赤字）と黒字を確保し、通期の計画（１億円の黒字）を上回った。これを好感した買いが集まったようだ。

　売上高は前年同期比２８．０％増の３７億９６００万円だった。主要取引先であるＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が増産基調にあるなか、自動車用部品部門での受注増加や生産性の改善が奏功した。

　（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS