• 通期経常予想は一転3000万円の赤字に…
• 3Q累計売上高は11％の大幅減…
• 3Q累計は8期ぶりの最終赤字に転落…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　日本抵抗器製作所 <6977> [東証Ｓ] が11月14日後場(14:00)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は9400万円の赤字(前年同期は1億4800万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の5000万円の黒字→3000万円の赤字(前期は1億3900万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6600万円の黒字→1400万円の赤字(前年同期は1800万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は7800万円の赤字(前年同期は2700万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.9％→-3.8％に大幅悪化した。