太陽誘電、今期は７０億円の最終黒字転換へ、電子機器の生産増加に伴う電子部品の需要が拡大

　太陽誘電が１３日引け後に、１１年３月期連結業績予想と１０年３月期決算を発表。１１年３月期業績は、売上高２２００億円（前期比１２．４％増）、営業利益１３０億円（前期比３倍）、最終損益７０億円の黒字（前期は６億８０００万円の赤字）を見込む。テレビ、パソコン、携帯電話など主要エレクトロニクス機器の生産増加を予想。それらに搭載される同社主力の電子部品需要が増加するとしている。前提となる為替レートは１ドル＝９０円とした。

　１０年３月期決算は、売上高１９５６億９０００万円（前期比５．５％増）、営業損益４２億３００万円の黒字（前期は１２７億５５００万円の赤字）、最終赤字６億８０００万円（同１４３億３２００万円）だった。

　１３日の終値は４９円高の１３２４円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社