エンプラス、前期経常を8％上方修正

　エンプラス <6961> が5月1日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の20億円→21.5億円(前の期は18.7億円)に7.5％上方修正し、増益率が6.6％増→14.5％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の18億円→4.9億円(前の期は3.3億円)に72.8％下方修正し、増益率が5.4倍→47.6％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.2億円→7.7億円(前年同期は1.7億円)に23.8％増額し、増益率が3.5倍→4.4倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　特別損失の計上及び繰延税金資産の取崩しにより、親会社株主に帰属する当期純利益が減少する見込みとなりました。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。