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<動意株・11日>(前引け)=クミアイ化学、日本駐車場開発、双信電機

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/03/11 11:40
<動意株・11日>(前引け)=クミアイ化学、日本駐車場開発、双信電機  クミアイ化学工業<4996.T>=一時ストップ高。同社が8日取引終了後に発表した19年10月期の第1四半期(18年11月~19年1月)連結決算は、売上高が242億6900万円(前年同期比27.3%増)、営業利益は21億2700万円(同2.4倍)、最終利益は18億3900万円(同63.5%増)と売り上げ、利益ともに大幅な伸びを示した。主力製品「アクシーブ」の販売が好調で業績を牽引している。これ手掛かり材料に投資資金が流入している。

 日本駐車場開発<2353.T>=急反発。同社は前週末8日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回発表した自社株買いでは、上限を280万株(発行済み株数の0.84%)、または5億円としており、取得期間は3月11日から3月29日まで。株主還元及び資本効率の向上と経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。同時に発表した第2四半期累計(18年8月~19年1月)連結決算は、売上高119億7200万円(前年同期比5.9%増)、営業利益21億1400万円(同14.0%増)、純利益15億5800万円(同17.7%増)だった。国内駐車場事業における月極契約の獲得が順調に進展したことに加えて、海外駐車場事業の堅調な事業拡大や、テーマパーク事業における来場者数の増加などが寄与した。

 双信電機<6938.T>=ストップ高。同社はフィルターやコンデンサーなどの電子デバイスで高い商品競争力を持つ。次世代通信規格の5G向けでは、同社が得意とする積層誘電体フィルターが、基地局インフラ整備が本格化した際に需要を捉える公算が大きいとみられている。時価総額100億円以下と小型で信用買い残の増加も限定的となっており、株式需給面でも上値の軽さが意識されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ
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