スタンレー、上期経常は一転1％増益で上振れ着地、今期配当を2円増額修正

　スタンレー電気 <6923> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:20)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比0.7％増の201億円となり、従来の27.7％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の425億円に対する進捗率は47.5％となり、5年平均の48.2％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.1％減の223億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の52円→54円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比11.5％減の132億円に減り、売上営業利益率は前年同期の10.2％→9.1％に低下した。

株探ニュース