コーセル、今期経常を一転32％減益に下方修正、配当も3円減額

　コーセル <6905> が12月15日午前(11:00)に決算を発表。22年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比20.7％減の15.3億円に減り、従来予想の19.1億円を下回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の37.4億円→23.2億円(前期は34.3億円)に38.0％下方修正し、一転して32.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益は前年同期比47.4％減の7.8億円に落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の27円→24円(前期は17円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比1.0％減の8.2億円となり、売上営業利益率は前年同期の12.6％→11.2％に低下した。

株探ニュース