澤藤電は大幅高、エスペックと新型コロナワクチン対応の定温輸送保冷庫を開発◇

　澤藤電機<6901.T>が大幅高となっている。同社は１９日、エスペック<6859.T>との協業により、マイナス２０度連続運転、省電力、ポータブル型を実現した「定温輸送保冷庫」を開発したと発表しており、これが材料視されているようだ。

　この定温輸送保冷庫は、バイオ医薬品や新型コロナワクチンなどの輸送保管で求められるマイナス２０度、プラス５度など複数の温度帯に対応。精密な温度制御を行うことで、庫内の温度ムラを冷蔵輸送（プラス５度）ではプラスマイナス３度以内、冷凍輸送（マイナス２０度）ではプラスマイナス５度以内に抑えている。なお、発売はエスペックが４月から開始する予定だとしている。

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出所：MINKABU PRESS