アドバンテストは３０日取引終了後、１９年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を２６５０億円から２７８０億円（前期比３４．２％増）へ、営業利益を５３０億円から６３０億円（同２．６倍）へ、最終利益を４６０億円から５４５億円（同３倍）へそれぞれ増額した。半導体テスターは好採算のスマートフォン向けで高水準の需要取り込みが続いているほか、半導体メモリーの大容量化が需要拡大につながった。半導体市場の先行きに減退懸念はあるものの、半導体メーカー各社の高い生産稼働率は維持されている。

　なお、合わせて発表した第３四半期累計の連結決算は売上高が２１８４億９７００万円（前年同期比５６．９％増）、営業利益５４４億６６００万円（同５．１倍）、最終利益４８０億５１００万円（同６．４倍）と大幅な伸びをみせた。