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アドテストが反発、一時1000円強の上昇も上値追いにやや慎重ムード
アドバンテスト<6857.T>が反発、一時1035円高の1万9350円まで上昇する場面があった。前日の米国株市場では半導体関連株が軒並み上昇し、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.6%高と急騰した。ただ、AI半導体関連株のシンボルストックであるエヌビディア<NVDA>は2%強の上昇にとどまり、75日移動平均線を上回れずに取引を終えた。市場ではグーグルが開発した最先端AIモデル「Gemini(ジェミニ)3」への期待が大きい一方、同モデルは高性能だけでなく低コストを売り物としており、エヌビディアの最先端GPUブラックウェルなどへのニーズが中期的に低下するのではないかとの思惑も錯綜している。エヌビディアを主要顧客とするアドテストにとってもネガティブに作用する可能性があるだけに、上値追いにやや慎重となっている面もあるようだ。アドテストは前週末に2500円強の急落をみせており、きょうはその半値戻しにも満たない状況となっている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS
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