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日経225先物は11時30分時点、前日比140円安の4万0670円(-0.34%)前後で推移。寄り付きは4万0690円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万0640円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。現物の寄り付き直前に4万0760円まで下げ幅を縮めたが戻りは鈍く、中盤にかけて4万0560円まで下げ幅を広げた。終盤にかけては下げ渋る動きをみせており、4万0650円を挟んでの膠着が続いた。
日経225先物は、ボリンジャーバンドの+1σ(4万0750円)を明確に上抜けることができず、同バンドに上値を抑えられる形でショート優勢になっている。ただし、オプション権利行使価格の4万0500円接近ではショートカバーに向かわせているようだ。注目されたアドバンテスト<6857>[東証P]は買い先行で始まったがプラス圏をキープできず。日経平均株価は反発して始まったが、寄り付きの4万0744.53円を高値に軟化した。ただし、東証プライムの6割超の銘柄が上昇するなど下へのバイアスは強まっていないため、ショートを仕掛けにくくさせよう。再び+1σ水準を試す動きが入りそうである。
NT倍率は先物中心限月で13.93倍に低下した。一時14.02倍をつける場面もあったが、25日移動平均線(14.04倍)、200日線(14.02倍)に上値を抑えられる形となり、-1σ(13.99倍)を割り込んで-2σ(13.94倍)水準まで下げてきた。トレンドが出やすく、NTショートに振れやすい状況であろう。
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