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アドバンテストのニュース
大阪9月限
日経225先物 40810 -100 (-0.24%)
TOPIX先物 2913.0 -14.0 (-0.47%)
日経225先物(9月限)は前日比100円安の4万0810円で取引を終了。寄り付きは4万0880円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万0795円)を上回る形で、小幅に下落して始まった。寄り付き直後につけた4万0890円を高値にショート優勢となり、4万0640円~4万0750円辺りで保ち合いを継続。
前場終盤にかけて4万0620円まで下げ幅を広げると、後場中盤には4万0620円~4万0710円のレンジに切り下がり、4万0570円まで売られる場面もあった。ただし、終盤にかけて下げ渋るなかで、引け間際に急速に切り返す動きとなり、4万0810円まで下げ幅を縮めて取引を終えた。
日経225先物は、ナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σ(4万0690円)まで下落した後に下げ幅を縮めていたこともあり、寄り付きはシカゴ先物を上回って始まった。ただし、その後は+1σ水準で攻防をみせ、前場中盤以降は同バンドを下回っての推移が続いた。後場中盤に4万0570円まで下げてきたことで下へのバイアスが強まる局面が警戒されたものの、引け間際の切り返しによって+1σを上回って終えている。
+1σはナイトセッションで4万0760円辺りまで切り上がっており、引き続き同バンドが支持線として機能するかを見極めることになろう。足もとでアドバンテスト<6857>[東証P]の下げが日経平均型の重荷になっているが、取引終了後に第1四半期(4-6月)決算を発表しており、併せて2026年3月期通期業績予想を上方修正した。コンセンサスを上回る修正が評価され、PTS(私設取引)では9%ほど上昇して推移。
ADR(米預託証券)でも強い動きをみせてくるようだと、センチメントを明るくさせそうである。指数インパクトの大きい値がさハイテク株であることで先物市場へも影響を与えるため、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうだ。
一方で、ADRでの反応が限定的だと、本格化する決算を迎えるなかで様子見姿勢が強まりやすくなりそうだ。日経225先物は+1σ水準での攻防が続き、短期的にショートを誘う局面を警戒しておきたい。そのため、オプション権利行使価格の4万0500円から4万1000円のレンジを想定。+1σが支持線として機能するようだと、+2σ(4万1460円)とのレンジ推移が意識されやすく、オプション権利行使価格の4万0750円から4万1375円に切り上がろう。
NT倍率は先物中心限月で14.00倍に上昇した。ただし、14.02倍をつける場面もあったが、その後は25日移動平均線(14.04倍)、200日線(14.02倍)に上値を抑えられる形となり、一時13.96倍まで下げるなど、-1σ(13.99倍)を挟んで攻防をみせている。バンドは収斂しており、アドバンテストの動向次第では、いったんNTロングに振れやすくなりそうだ。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万6528枚、ソシエテジェネラル証券が1万1762枚、サスケハナ・ホンコンが3545枚、バークレイズ証券が3208枚、日産証券が1795枚、ゴールドマン証券が1681枚、JPモルガン証券が1635枚、モルガンMUFG証券が1215枚、楽天証券が1120枚、SBI証券が1113枚だった。
TOPIX先物はABNクリアリン証券が1万7526枚、ソシエテジェネラル証券が1万5869枚、バークレイズ証券が5223枚、JPモルガン証券が3432枚、モルガンMUFG証券が2696枚、ゴールドマン証券が2218枚、ビーオブエー証券が2064枚、シティグループ証券が1178枚、野村証券が869枚、みずほ証券が773枚だった。
株探ニュース
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