大井電気、上期経常を赤字拡大に下方修正

　大井電気 <6822> [ＪＱ] が9月24日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の4.3億円の赤字→10.2億円の赤字(前年同期は14.2億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の7.7億円(前期は3.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　第２四半期累計期間の売上高は、情報通信機器製造販売事業において、キャリア向け伝送機器について、半導体に代表される世界的な部材不足の影響を受けた部材調達の遅れから売上が減少したため、期首予想を大きく下回る見込みとなりました。損益につきましては、売上延伸に伴う減少及び部材調達コストの増加により、期首予想を大きく下回る見込みとなりました。なお、2022年3月期の通期の業績予想および期末配当金につきましては、部材調達問題の改善時期が依然として不透明な状況であることから、2021年５月12日に公表いたしました業績予想を修正しておりません。今後見直しが必要な場合には、判明し次第、速やかに開示させていただきます。（注）上記の予想は、現時点で当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により見通しと異なる結果となる可能性があります。