ユニデンが軟調、北米や欧州でのコードレス電話不振で第１四半期は２２．４％経常減益

　ユニデン＜6815.T＞が軟調。同社は１３日の取引終了後、今１５年３月期第１四半期（４～６月）決算を発表。連結売上高３８億９６００万円（前年同期比３４．３％減）、営業利益２億７４００万円（同１．４％増）、経常利益２億５８００万円（同２２．４％減）、純利益１億４０００万円（同５１．３％減）を計上、売上高と経常利益、純利益ではそれぞれ大幅な減益となっている。
　ゲーム事業ではスマートフォン向けソーシャルゲーム「大決戦！ウルトラユニバース」が拡大、電話関連機器部門でもビジネスフォンは好調だったものの、北米や欧州でＤＥＣＴ６．０コードレス電話の販売が不振。無線通信・応用機器部門では好調だった前期の反動でワイヤレスカメラ・モニターが減少している。
　通期は売上高１５３億５０００万円（前期比２６．８％減）、営業利益１５億円（５０．９％増）、経常利益１４億５０００万円（同４８．０％増）、純利益１１億円（同８５．６％増）の従来予想を据え置いている。

ユニデンの株価は１０時２３分現在２４３円（▼１円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）