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注目銘柄ダイジェスト(前場):東宝、セルソース、エネチェンジなど

配信元:フィスコ
投稿:2024/07/17 11:45
*11:45JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東宝、セルソース、エネチェンジなど セルソース<4880>:1599円(+187円)
大幅続伸。東京都から「卵子凍結に係る対象者向けオンライン説明会運営業務」を受託したと発表している。同社では卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク」を提供しており、卵子凍結を検討している個人や、福利厚生として関連制度を導入する企業向けに卵子凍結・保管に関する説明会を数多く実施してきた経験があるもよう。業績寄与並びに市場拡大への期待などが先行しているようだ。


古野電気<6814>:2327円(-105円)
伸び悩んで大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は26.3億円で前年同期比80.7%となり、上半期予想は従来の30億円から45億円に、通期では55億円から65億円、前期比0.3%減に上方修正している。日本、欧州、アジアを中心に販売が好調、円安効果も寄与。年間配当金も従来計画の35円から40円に引き上げ。ただ、ガイダンス受けて急落する前の株価水準を上回っていたこともあり、上振れは織り込み済みと捉えられる形に。


FPパートナー<7388>:3120円(-15円)
続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は26.9億円で前年同期比0.2%減となり、従来予想の30.4億円を下振れる着地になっている。通期予想は67.3億円、前期比21.1%増を据え置いているが、6月の生命保険新規契約好調などが直近で買い材料視されていた中、上半期下振れをマイナス視する見方が優勢に。同時に自社株買い発表も、下支え効果は限定的に。なお、6月に伝わった一部報道による今後の大きな業績への影響はないとしている。


東宝<9602>:4984円(+448円)
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は246億円で前年同期比34.1%増となり、据え置きの通期予想550億円、前期比7.2%減に対して、想定以上に好スタートとなる形に。業績上振れを意識して見直しの動きにつながっているようだ。映画営業事業において「ハイキュー!!」や「名探偵コナン」などヒット作が多かったほか、映像事業も多面的展開によって好調に推移しているもよう。


レーザーテック<6920>:32480円(-920円)
大幅続落、4月23日の安値を割り込んでいる。本日は同社のほか、東京エレクやディスコなど主力の半導体製造装置銘柄が総じて売り先行の展開に。前日の米SOX指数は0.5%程度の上昇となっているが、台湾TSMCが時間外取引で下落し、引きずられる形にもなっているもよう。トランプ前米大統領が、台湾防衛の責務が米国にあるのか疑問を呈したことに反応のもよう。また、本日の蘭ASMLの決算発表を見極めたいとするムードも強いようだ。


エネチェンジ<4169>:478円(+80円)
ストップ高。24年12月期第1四半期(24年1-3月)の営業損益を7.48億円の赤字(前年同期実績4.18億円の赤字)と発表している。売上高は前年同期比27.4%増の13.56億円に拡大したが、エネルギープラットフォーム事業などのセグメント利益が落ち込んだ。同期の純資産は21.81億円のプラス(23年12月期は14.79億円のマイナス)で、債務超過が解消した。また、提出期限が延長されていた24年12月期第1四半期報告書を関東財務局に提出している。


GA TECH<3491>:1309円(+39円)
大幅に反発。マーキュリーリアルテックイノベーター<5025>株に対する株式公開買い付け(TOB)を実施し、同社と資本業務提携契約を締結すると発表している。TOB価格は1株につき509円(前日終値640円)で、期間は17日から8月14日まで。連結子会社化が目的で、マーキュリーリアルテックイノベーターの上場は維持される見込み。同社はTOBに賛同の意見を表明している。


ハイブリッドテク<4260>:581円(+45円)
大幅に反発。総合デジタルマーケティング事業のドコドア(新潟市)の株式を取得し、子会社化すると発表している。相手先保有株式の80%を17日に取得し、将来的に100%を取得する予定。取得価額は2.42億円。ドコドアは新潟県内で知名度があるほか、中小企業向けにローコストで受託開発が可能な開発体制を構築しており、子会社化でDX推進の対応領域拡大を実現する狙い。 <ST>
配信元: フィスコ

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