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*15:03JST マクセル---IoTデバイスの主電源用途に使用可能な容量約4倍の全固体電池「PSB2032」を開発
マクセル<6810>は16日、IoTデバイスの主電源として使用可能なコイン形全固体電池「PSB2032」を開発し、2025年12月下旬から順次サンプル提供を開始すると発表した。
インフラ設備や工場における点検・保守作業では省人化や効率化が求められており、通信機能を備えたIoTセンサーの普及に伴い、大容量かつ高信頼性の電源ニーズが高まっている。
新たに開発した「PSB2032」は、外径20mm、高さ3.2mmのコイン形状で、量産中のセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」と比べ約4倍となる35mAhの容量を確保し、IoTデバイスの主電源用途に対応する。セラミックパッケージ型と同等の高密閉性を維持しながら、幅広い放電温度範囲、高い信頼性および安全性といったマクセル製の全固体電池の特長を継承している点も特徴である。
また、「PSB401010H」はリフロー実装が可能なタイプであったのに対し、「PSB2032」は小型機器への搭載を想定した接続端子付きタイプとし、異なる実装方法への対応を可能とした。
今後は、全固体電池とワイヤレス給電やエナジーハーベスティング技術などを組み合わせたモジュールの製品化も検討し、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
<NH>
インフラ設備や工場における点検・保守作業では省人化や効率化が求められており、通信機能を備えたIoTセンサーの普及に伴い、大容量かつ高信頼性の電源ニーズが高まっている。
新たに開発した「PSB2032」は、外径20mm、高さ3.2mmのコイン形状で、量産中のセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」と比べ約4倍となる35mAhの容量を確保し、IoTデバイスの主電源用途に対応する。セラミックパッケージ型と同等の高密閉性を維持しながら、幅広い放電温度範囲、高い信頼性および安全性といったマクセル製の全固体電池の特長を継承している点も特徴である。
また、「PSB401010H」はリフロー実装が可能なタイプであったのに対し、「PSB2032」は小型機器への搭載を想定した接続端子付きタイプとし、異なる実装方法への対応を可能とした。
今後は、全固体電池とワイヤレス給電やエナジーハーベスティング技術などを組み合わせたモジュールの製品化も検討し、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
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