ＴＯＡの１６年３月期は営業利益１０％増を予想、前期配当は３１円に

　 ＴＯＡ<6809.T>は７日取引終了後、１６年３月期の連結業績予想を発表した。売上高は４９５億円（前期比９．６％増）、営業利益は４７億円（同１０．９％増）、最終利益は３０億５０００万円（同３．５％増）を見込み、過去最高更新が続く見通し。また、今期を初年度とし、１８年３月期を最終年度とする新たな「中期経営基本計画」がスタート、最終年度に売上高５５０億円、営業利益５５億円、最終利益３４億円、ＲＯＥ８．０％を目標に掲げている。
　１５年３月期連結決算は売上高４５１億５２００万円（前の期比６．５％増）、営業利益４２億３９００万円（同０．４％減）、最終利益２９億４７００万円（同９．５％増）だった。１５年３月期の期末配当は従来予想の１０円から２１円に大幅に引き上げた。連結配当性向３５％を加味した業績連動配当を加えた。これにより中間配当１０円と合わせた年間配当は３１円（前期実績は２８円）となる。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）