712円
タムラ製作所のニュース
<動意株・17日>(大引け)=enish、稀元素、フリューなど
enish<3667.T>=急動意し年初来高値を更新。きょう午前に、アニメ「彼女、お借りします」初のゲームアプリ「彼女、お借りしますヒロインオールスターズ」の制作を決定したと発表。配信開始は9月を予定しており、これを好感する買いが入っている。「彼女、お借りします」はコミック累計800万部を突破し、アニメ2期制作も決定した人気作で、アプリ配信による業績への寄与が期待されているようだ。
第一稀元素化学工業<4082.T>=大幅高で4日続伸。8%高の1932円まで上値を伸ばし、今月7日につけた上場来高値を更新、青空圏に再突入した。電材向けジルコニウム化合物を製造、自動車排ガス触媒材で群を抜くシェアを誇る。脱炭素関連のテーマにも乗る銘柄でここ注目を集めているが、足もと自動車排ガス触媒が好調で業績回復色が強まっていることが投資資金の流入を加速させている。22年3月期は営業利益段階で前期比1.5倍となる30億円を見込み、2円増配も計画している。
フリュー<6238.T>=新値追い。16日の取引終了後に発表した月次概況(速報)で、5月売上高は前年同月比82.5%増の26億6500万円となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。プリントシール事業をはじめ、キャラクタMD事業、ゲーム事業の売上高が倍増となったほか、コンテンツ・メディア事業も2ケタ増収となっている。
トレックス・セミコンダクター<6616.T>=続急伸。一時14%を超える上昇をみせた。時価は株式分割考慮で2014年11月以来、約6年7カ月ぶりの高値圏を走っている。アナログ電源ICの製造販売を手掛けるが、車載向けなどで強みをもっている。米国や中国をはじめ世界的な自動車販売の好調で、収益環境に吹く追い風は強力で、21年3月期の営業78%増益に続き22年3月期も65%増益を見込むなど業績急拡大局面にある。脱炭素への取り組みと合わせ省電力ニーズが高まるなか、省電力ICのほかパワー半導体分野も注力している。タムラ製作所<6768.T>の株価急騰の材料となったノベルクリスタルテクノロジーには同社も出資していることで、物色人気を助長する形となった。
UACJ<5741.T>=反発。SMBC日興証券が16日付で同社の投資判断を「2(中立)」から「1(強気)」に引き上げ、目標株価を前回の3000円から3500円に増額しており、これが材料視されている。レポートでは、海外事業の収穫期入りに加え、国内における構造改革を評価。また、同社は業績下方修正を繰り返すことが多かったが、アルミ板市場と同社の収益構造は過去とは大きく変化していると指摘している。その理由として、(1)内需主体の構造から米国、タイ、日本の3拠点体制になった、(2)飲料缶向けの需要増加でアルミ板の需給逼迫、(3)不振の国内事業は不採算事業の整理と設備集約で復調する見通し、の3点を挙げている。
ファンペップ<4881.T>=もみ合い上放れ。同社は昨年12月に東証マザーズに上場したニューフェースで、機能性ペプチドを用いた医薬品の研究開発を行っている。16日取引終了後、機能性ペプチド「SR-0379」の皮膚潰瘍患者を対象とする第3相臨床試験を開始したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んだ。なお、今回の臨床開始に伴うマイルストーン収入が1億2500万円に確定したことも公表した。これを21年12月期第2四半期の事業収益として計上するが、通期業績予想の修正はない。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
第一稀元素化学工業<4082.T>=大幅高で4日続伸。8%高の1932円まで上値を伸ばし、今月7日につけた上場来高値を更新、青空圏に再突入した。電材向けジルコニウム化合物を製造、自動車排ガス触媒材で群を抜くシェアを誇る。脱炭素関連のテーマにも乗る銘柄でここ注目を集めているが、足もと自動車排ガス触媒が好調で業績回復色が強まっていることが投資資金の流入を加速させている。22年3月期は営業利益段階で前期比1.5倍となる30億円を見込み、2円増配も計画している。
フリュー<6238.T>=新値追い。16日の取引終了後に発表した月次概況(速報)で、5月売上高は前年同月比82.5%増の26億6500万円となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。プリントシール事業をはじめ、キャラクタMD事業、ゲーム事業の売上高が倍増となったほか、コンテンツ・メディア事業も2ケタ増収となっている。
トレックス・セミコンダクター<6616.T>=続急伸。一時14%を超える上昇をみせた。時価は株式分割考慮で2014年11月以来、約6年7カ月ぶりの高値圏を走っている。アナログ電源ICの製造販売を手掛けるが、車載向けなどで強みをもっている。米国や中国をはじめ世界的な自動車販売の好調で、収益環境に吹く追い風は強力で、21年3月期の営業78%増益に続き22年3月期も65%増益を見込むなど業績急拡大局面にある。脱炭素への取り組みと合わせ省電力ニーズが高まるなか、省電力ICのほかパワー半導体分野も注力している。タムラ製作所<6768.T>の株価急騰の材料となったノベルクリスタルテクノロジーには同社も出資していることで、物色人気を助長する形となった。
UACJ<5741.T>=反発。SMBC日興証券が16日付で同社の投資判断を「2(中立)」から「1(強気)」に引き上げ、目標株価を前回の3000円から3500円に増額しており、これが材料視されている。レポートでは、海外事業の収穫期入りに加え、国内における構造改革を評価。また、同社は業績下方修正を繰り返すことが多かったが、アルミ板市場と同社の収益構造は過去とは大きく変化していると指摘している。その理由として、(1)内需主体の構造から米国、タイ、日本の3拠点体制になった、(2)飲料缶向けの需要増加でアルミ板の需給逼迫、(3)不振の国内事業は不採算事業の整理と設備集約で復調する見通し、の3点を挙げている。
ファンペップ<4881.T>=もみ合い上放れ。同社は昨年12月に東証マザーズに上場したニューフェースで、機能性ペプチドを用いた医薬品の研究開発を行っている。16日取引終了後、機能性ペプチド「SR-0379」の皮膚潰瘍患者を対象とする第3相臨床試験を開始したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んだ。なお、今回の臨床開始に伴うマイルストーン収入が1億2500万円に確定したことも公表した。これを21年12月期第2四半期の事業収益として計上するが、通期業績予想の修正はない。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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