タムラ、今期経常を21％下方修正

　タムラ製作所 <6768> が10月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の42億円→33億円(前期は48.4億円)に21.4％下方修正し、減益率が13.4％減→31.9％減に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の13億円→10億円(前年同期は19.5億円)に23.1％下方修正し、減益率が33.5％減→48.9％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間における経済情勢は、米中貿易摩擦などを背景として中国経済やエレクトロニクス市場が減速傾向で推移いたしました。それに伴い、産業機械関連をはじめとした当社に関わる重要市場において需要の減少や計画先送りなどが生じ、当社の2020年３月期第２四半期（累計）連結業績予想は、前回公表値を下回る見込みとなりました。　今後も米中をはじめとした各国の保護主義的政策による貿易摩擦は長期化の様相を呈し、産業機械市場の回復が遅れるなど、当社を取り巻く事業環境は当初の想定を超えて厳しくなることが予想されます。こうした状況に対し、当社は販売促進によるリカバリーや経費節減等の施策を実施するとともに、将来の成長に向けた開発を着実に遂行してまいりますが、2020年３月期通期連結業績予想につきましても前回公表値を修正いたします。　（注）業績予想につきましては、本資料作成時現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。