決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … アーレスティ、フライト、大同信 (5月18日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月17日から18日の決算発表を経て19日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アーレスティ <5852>
　23年3月期の連結経常損益は0.9億円の黒字(前の期は20.3億円の赤字)に浮上し、24年3月期の同利益は前期比17倍の16億円に急拡大する見通しとなった。

★No.2　フライト <3753>
　23年3月期の連結経常利益は前の期比63.6％減の5600万円に落ち込んだが、従来予想の3000万円を上回って着地。

★No.3　大同信 <6743>
　23年3月期の連結経常利益は前の期比30.9％減の10億円に落ち込んだが、従来予想の8億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5852> アーレスティ 　東Ｐ 　 +18.13 　　5/18　本決算　　 1602.13
<3753> フライト 　　　東Ｓ　　 +3.47 　　5/18　本決算　　　 96.43
<6743> 大同信 　　　　東Ｓ　　 +1.56 　　5/18　本決算　　　 18.93

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした19日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース