京三、非開示だった今期最終は赤字転落へ

　京三製作所 <6742> が3月26日大引け後(15:00)に非開示だった業績見通しを発表。21年3月期の業績予想は連結最終損益が160億円の赤字(前期は19.7億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

　同時に、今期の年間配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　既に開示しておりますとおり、2021年１月14日に当社本社工場にて発生いたしました火災により、建物、生産設備、製品、仕掛品等の一部を損傷しております。つきましては、これらの損害を見積り、2021年３月期決算において特別損失として約140億円計上する見込みであります。　2021年３月期の通期業績予想につきましては、前回発表予想では当社本社工場における火災による影響を合理的に算定することが困難であったことから、連結・個別ともに「未定」とさせていただきましたが、見積りが可能となりましたので修正いたします。2020年９月18日付で発表いたしました通期業績予想に比べて、売上高、営業利益、経常利益が大幅に減少する見込みですが、その要因は、主に火災により信号システム事業の製品が損傷し、第４四半期に予定していた出荷が翌期以降に繰り延べとなることによるものです。加えて、前項記載のとおり特別損失を計上したことにより、当期純利益も大幅に減少する見込みであります。　なお、2021年３月期期末配当予想については、2021年２月26日付の「2021年３月期 第３四半期決算短信」および「2021年３月期 第3四半期報告書」に記載の（保険の付保状況）に係る受取保険金額が現時点では未定であること等を勘案し、今期の期末配当金につきましては引き続き未定とさせていただきます。今後、予想が可能となった段階で、速やかに公表いたします。※上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は　今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。