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セイコーエプソンのニュース
<6724> エプソン 2049.5 -175大幅反落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は82億円で前年同期比70.6%減となり、第1四半期の197億円から大きく水準を落としている。市場コンセンサスは250億円程度であったもよう。通期予想は従来の960億円から800億円、前期比17.6%減に下方修正、インクジェットプリンターの販売数量下振れが主因となる。為替の円安メリットも下支えとならず。
<7205> 日野自 435.2 -99.9急落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は56億円で前年同期比54.2%減となり、通期予想は従来の200億円から10億円、前期比94.3%減にまで下方修正。アセアン市場の減速に伴う販売台数計画の下方修正が要因となるもよう。台数下振れは警戒されていたようだが、為替前提を大きく円安方向に修正する中での大幅な下方修正にはネガティブなサプライズが強いようだ。
<7732> トプコン 1309 -399.5急落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は21.1億円で前年同期比61.6%減となり、市場予想を20億円程度下振れる着地になっている。通期予想は従来の190億円から130億円、前期比33.5%減にまで下方修正。市場予想を50億円程度下振れ。ポジショニング事業の下振れが主因。成長ドライバーとして期待される事業であるが、米t住宅建設市場の減速を受けて販売が伸び悩んでいるもよう。
<9532> 大瓦斯 2716.5 +247.5急伸。先週末に第2四半期決算を発表しているが、同時に発表した自己株式の取得実施もポジティブ材料につながっているようだ。発行済み株式数の3.6%に当たる1500万株、200億円を上限としており、取得期間は30日から24年2月29日まで。今回の自社株買い発表は想定外との見方が多いもよう。なお、上半期経常利益も1239億円となり、1000億円程度の市場予想を上回る水準となっている。
<2002> 日清粉G 2112 +251急伸。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は136.5億円で前年同期比93.4%増となり、100億円程度の市場予想を大幅に上振れ。通期予想は従来の390億円から460億円、前期比40.1%増にまで上方修正。通期のコンセンサスは410億円程度であった。値上げ効果によって国内の収益が大きく改善しており、海外も増益に転じている。熊本製粉の買収効果も想定以上のペースで拡大しているようだ。
<6645> オムロン 5318 -1000ストップ安。先週末に第2四半期の決算を発表、営業利益は63.5億円で前年同期比78.6%減となり、通期予想は従来の1020億円から450億円、前期比55.3%減に下方修正している。下振れ懸念は強かったものの、通期の市場予想は850億円程度であったとみられ、想定以上の下方修正幅となっている。IBA事業の下振れが主因となっており、需要の回復時期の見通しは今下期から来期中盤に後ろ倒しされている。
<6501> 日立 9395 +511大幅続伸。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期調整後営業利益は1949億円で前年同期比4.0%減となり、1800億円程度の市場予想を上振れた。また、通期予想は従来の6750億円から7200億円に上方修正した。日立エナジーの上振れに加えて、タレス社の連結化遅れによる統合コストの先送りなどが要因のもよう。受注が堅調に推移して、受注残高も順調な積み上がりを見せているようだ。
<4063> 信越化 4491 +189大幅続伸。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1911億円で前年同期比33.3%減となったが、市場予想はやや上回る着地になっている。半導体市場が厳しい状況にある中、相対的に底堅い決算に評価が高まる展開のようだ。シンテックの業績回復、ウエハー需要が目先底打ちとの見方、EUV用ブランクスの量産開始など、ポジティブな材料もいくつか散見されているようだ。
<6301> コマツ 3416 -274大幅反落。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1500億円で前年同期比27.0%増となり、通期予想は従来の4910億円から5480億円に上方修正した。7-9月期実績はコンセンサスをやや上回ったが、上方修正後の通期予想は5700億円程度のコンセンサスに未達。為替前提など保守的な要素があるとみられるものの、上方修正で目先の出尽くし感と受けとめる動きが優勢に。
<6861> キーエンス 57310 +4260大幅続伸。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1264億円で前年同期比8.9%減、前四半期比13.6%増となり、ほぼ市場コンセンサス上で着地した。中国市場が引き続き伸び悩む中、欧米市場が堅調に推移したようだ。部材価格の落ち着きによって、営業利益率は51.8%の水準にまで上昇。決算サプライズは大きくいないものの、株価の下落基調が続いていたことで、安心感の高まりにつながったようだ。
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