ウインテストが３日続落、第３四半期は営業赤字拡大で着地

　ウインテスト<6721.T>が３日続落している。１５日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１９年８月～２０年４月）連結決算が、売上高４億３２００万円（前年同期比４１．８％増）、営業損益４億９８００万円の赤字（前年同期２億２７００万円の赤字）、最終損益５億６０００万円の赤字（同４億９６００万円の赤字）となり、赤字幅拡大で着地したことが嫌気されている。

　既存の台湾顧客やエンドユーザーを中国とする新規顧客から大口受注を獲得するなどした結果、売上高は大幅に伸長したが、新型コロナウイルス禍の影響でオペレーション＆メンテナンスの現場作業の遅延障害となったことや出荷予定時期のずれ込みなどが響いた。なお、２０年７月期通期業績予想は従来営業利益１億６０００万円を見込んでいたが、新型コロナウイルスの影響を合理的に見積もることは困難であるとして未定としている。

出所：MINKABU PRESS