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NECのニュース
NECとSmile Space、パーキンソン病患者専門パーソナルトレーニングスタジオでの歩行センシング・ウェルネスソリューションを活用したサービスを提供開始
パーキンソン病に特化したトレーニングメニューの開発及び提供を行うPDitスタジオ(注1)を展開する株式会社Smile Space(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小川 順也、以下 Smile Space)と、日本電気株式会社(本社:東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO:森田 隆之、以下NEC)は、Smile Spaceが運営するPDitスタジオを通じて、NECの歩行センシング・ウェルネスソリューションを組み込んだサービスの提供を本年10月より開始します。
パーキンソン病患者の数は全世界で急激に増加しており、高齢化に伴い今後も増加し続けると報告されています。その患者数は2015年時点で620万人いることが確認されており、2040年には 1,290万人に上ると予想されています(注2)。本疾患の特徴として、発症後早期から筋肉のこわばり、歩きにくさといった運動症状が現れ、またその症状の程度が日によって変化し、徐々に進行することが知られています。日本国内では、患者が医療保険内でのリハビリテーションを受ける際には症状が中等度以上に進行している場合が多く見受けられます。一方で、患者の日常生活や社会参加のレベルを維持するためには、できる限り早期から、症状進行を遅らせるための運動を実施することが重要であるとされています(注3)。PDitスタジオでは、このような患者に対し、一人一人の身体の動きを精査・測定し、状態に合わせた適切なトレーニングメニューを提供しています。
Smile Space は、NECの歩行センシング・ウェルネスソリューションを活用することで、日常歩行データから、利用者さま一人一人の症状の程度や変化の傾向を把握し、従来よりも個別性の高いパーソナライズされたトレーニングメニューを提供します。またスマートフォンアプリを通じて、利用者さまへ日々の歩行状態や日内変動を可視化して伝えること(注4)で、利用者さま自身が、症状の自己管理に役立てることができます。
本サービスは、10月よりPDitスタジオ銀座本店にてスタジオ利用者さま全員へ順次導入を進めていきます。さらに今後は、NECの歩行センシング・ウェルネスソリューションを活用した、オンラインでのパーソナルトレーニングサービスの検証・開発を進め、全国、また全世界のパーキンソン病患者さまを対象にしたサービス提供を行います。我々は、より多くの患者さまが発症後も自分らしく生きることを諦めない世界の実現を目指します。
■NECの歩行センシング・ウェルネスソリューション
NECは、ヘルスケア・ライフサイエンス事業を推進しており、ライフスタイルサポート事業領域において、「一人ひとりの日常生活に寄り添う」プロダクトとして歩行センシング・ウェルネスソリューションを提供しています。本プロダクトでは、センサを専用インソールに装着し、利用者がいつも履いている靴にセットするだけで、利用者の歩き方の特徴や脚・足の状態の可視化を実現しています。
https://jpn.nec.com/wellness/index.html
以上
(注1)PDitスタジオ https://pdit.jp
(注2)Dorsey ER, Bloem BR. The Parkinson Pandemic-A Call to Action. JAMA Neurology. 2018 Jan;75(1):9-10. DOI: 10.1001/jamaneurol.2017.3299. PMID: 29131880.
(注3)Ellis TD, Colon-Semenza C, DeAngelis TR, Thomas CA, Hilaire MS, Earhart GM, Dibble LE. Evidence for Early and Regular Physical Therapy and Exercise in Parkinson's Disease. Semin Neurol. 2021 Apr;41(2):189-205. doi: 10.1055/s-0041-1725133. Epub 2021 Mar 19. PMID: 33742432; PMCID: PMC8678920.
(注4)本アプリは医療機器には該当しません
<お問い合わせ先>
NEC ライフスタイルサポート統括部 E-Mail:contact@walk.jp.nec.com
パーキンソン病患者の数は全世界で急激に増加しており、高齢化に伴い今後も増加し続けると報告されています。その患者数は2015年時点で620万人いることが確認されており、2040年には 1,290万人に上ると予想されています(注2)。本疾患の特徴として、発症後早期から筋肉のこわばり、歩きにくさといった運動症状が現れ、またその症状の程度が日によって変化し、徐々に進行することが知られています。日本国内では、患者が医療保険内でのリハビリテーションを受ける際には症状が中等度以上に進行している場合が多く見受けられます。一方で、患者の日常生活や社会参加のレベルを維持するためには、できる限り早期から、症状進行を遅らせるための運動を実施することが重要であるとされています(注3)。PDitスタジオでは、このような患者に対し、一人一人の身体の動きを精査・測定し、状態に合わせた適切なトレーニングメニューを提供しています。
Smile Space は、NECの歩行センシング・ウェルネスソリューションを活用することで、日常歩行データから、利用者さま一人一人の症状の程度や変化の傾向を把握し、従来よりも個別性の高いパーソナライズされたトレーニングメニューを提供します。またスマートフォンアプリを通じて、利用者さまへ日々の歩行状態や日内変動を可視化して伝えること(注4)で、利用者さま自身が、症状の自己管理に役立てることができます。
本サービスは、10月よりPDitスタジオ銀座本店にてスタジオ利用者さま全員へ順次導入を進めていきます。さらに今後は、NECの歩行センシング・ウェルネスソリューションを活用した、オンラインでのパーソナルトレーニングサービスの検証・開発を進め、全国、また全世界のパーキンソン病患者さまを対象にしたサービス提供を行います。我々は、より多くの患者さまが発症後も自分らしく生きることを諦めない世界の実現を目指します。
■NECの歩行センシング・ウェルネスソリューション
NECは、ヘルスケア・ライフサイエンス事業を推進しており、ライフスタイルサポート事業領域において、「一人ひとりの日常生活に寄り添う」プロダクトとして歩行センシング・ウェルネスソリューションを提供しています。本プロダクトでは、センサを専用インソールに装着し、利用者がいつも履いている靴にセットするだけで、利用者の歩き方の特徴や脚・足の状態の可視化を実現しています。
https://jpn.nec.com/wellness/index.html
以上
(注1)PDitスタジオ https://pdit.jp
(注2)Dorsey ER, Bloem BR. The Parkinson Pandemic-A Call to Action. JAMA Neurology. 2018 Jan;75(1):9-10. DOI: 10.1001/jamaneurol.2017.3299. PMID: 29131880.
(注3)Ellis TD, Colon-Semenza C, DeAngelis TR, Thomas CA, Hilaire MS, Earhart GM, Dibble LE. Evidence for Early and Regular Physical Therapy and Exercise in Parkinson's Disease. Semin Neurol. 2021 Apr;41(2):189-205. doi: 10.1055/s-0041-1725133. Epub 2021 Mar 19. PMID: 33742432; PMCID: PMC8678920.
(注4)本アプリは医療機器には該当しません
<お問い合わせ先>
NEC ライフスタイルサポート統括部 E-Mail:contact@walk.jp.nec.com
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