エスケーエレクトロニクス [東証Ｓ] が8月14日大引け後(15:30)に決算を発表。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の連結経常利益は前年同期比48.8％増の36.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→46億円(前期は43億円)に15.0％上方修正し、一転して6.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.9億円→23.9億円(前年同期は34.2億円)に33.5％増額し、減益率が47.6％減→30.0％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の33円→144円(前期は64円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.5％減の14.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の19.6％→17.5％に低下した。