プラズマが反発、半導体製造装置の洗浄分野に進出と報じられる

　アドテックプラズマテクノロジー<6668.T>が反発。５月３１日付の日本経済新聞で、半導体製造装置の洗浄分野に進出すると報じられたことを材料視。記事によると、製造装置に付着した微粒子を除くプラズマ発生装置を開発したとしており、従来の数分の１の電力で効率的に洗浄できるため、半導体製造コストの削減につながるという。新規需要だけでなく、既存の製造ラインの更新需要も見込める分野に進出することで収益源を広げ、事業基盤を安定させるのが狙い。１７年８月期には付随設備など周辺機器も含めて年間３０億円の売上高を目指すとあることから、安定的な業績拡大に寄与するとの見方から買われているようだ。

プラズマの株価は１２時３８分現在７２５０円（△３６０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）