オプトエレ、前期経常を79％下方修正

　オプトエレクトロニクス <6664> [東証Ｓ] が12月22日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年11月期の連結経常利益を従来予想の6.8億円→1.4億円(前の期は11.5億円)に79.4％下方修正し、減益率が40.4％減→87.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4.7億円の黒字→0.6億円の赤字(前年同期は4.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）2022年11月期連結業績　2022年11月期においては、半導体部品をはじめとする原材料の入手難及び価格高騰の影響により、グループ各社において売上原価率が大幅に上昇し、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が発表した通期業績予想を大きく下回る見込みとなりました。　また、前年度から継続している米国HONEYWELL社との訴訟にかかる米国弁護士の費用について、手続きの進行及び円安の影響を受け、販売費及び一般管理費が前年度比で増加し、営業利益が大幅に減少いたしました。さらに円安の進行を受け、前年度に計上した訴訟損失引当金について為替差損を計上することとなり、経常利益が減少となりました。（２）2022年11月期個別業績　主要取引先において前年度に在庫確保のための需要増が生じた反動により、前年度比で売上減の見込みとなりました。利益面においては、上記（１）のとおりとなります。※上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。