決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … オハラ、ブレインズ、ユークス (9月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の9月8日から9日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ランドネット <2991>
　22年7月期の連結経常利益は前の期比20.3％増の13.8億円になり、23年7月期も前期比22.8％増の17億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　アールエイジ <3248>
　22年10月期の連結経常利益を従来予想の4億2000万円→5億4600万円(前期は3億8200万円)に30.0％上方修正し、増益率が9.9％増→42.9％増に拡大する見通しとなった。

★No.3　Ｅインフィニ <7692>
　22年7月期の最終損益(非連結)は3億8900万円の赤字(前の期は1億2400万円の黒字)に転落したが、23年7月期は1億5400万円の黒字に急浮上する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2991> ランドネット 　東Ｓ 　 +16.30 　　9/ 9　本決算　　　 22.77
<3248> アールエイジ 　東Ｓ 　 +16.10 　　9/ 9　　　3Q　　　 53.33
<7692> Ｅインフィニ 　東Ｓ 　 +13.30 　　9/ 9　本決算　　　　黒転
<5218> オハラ 　　　　東Ｓ 　 +11.67 　　9/ 9　　　3Q　　　110.33
<4075> ブレインズ 　　東Ｇ 　 +11.53 　　9/ 9　本決算　　　　3.47

<4334> ユークス 　　　東Ｓ　　 +5.49 　　9/ 9　　上期　　　 18.94
<3733> ソフトウェア 　東Ｓ　　 +2.60 　　9/ 9　　　3Q　　　 14.28
<6040> 日本スキー 　　東Ｇ　　 +2.06 　　9/ 9　本決算　　　 44.93
<7878> 光・彩 　　　　東Ｓ　　 +2.00 　　9/ 9　　上期　　　-40.48
<7279> ハイレックス 　東Ｓ　　 +1.80 　　9/ 9　　　3Q　　　　赤転

<7804> Ｂ＆Ｐ 　　　　東Ｓ　　 +1.75 　　9/ 9　　　3Q　　　 10.88
<6656> インスペック 　東Ｓ　　 +0.55 　　9/ 9　　　1Q　　　　赤転
<9734> 精養軒 　　　　東Ｓ　　 +0.14 　　9/ 9　　上期　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース