不二電機が堅調、第２四半期１６％営業増益を評価

　不二電機工業＜6654.T＞が堅調。同社は３日の取引終了後、１６年１月期第２四半期累計（２～７月）の単体決算を発表。売上高は１９億３９００万円（前年同期比４．８％増）、営業利益は２億８４００万円（同１６．０％増）、純利益は１億９２００万円（同２２．０％増）と２ケタ増益を達成した。制御用開閉器では、太陽光発電向け遮断端子台が減少したものの、重電向け遮断器用補助スイッチや電力向け配電自動化子局用スイッチが増加、接続機器は重電向けサージアブソーバ端子台などが拡大し、表示灯・表示器は米国向け鉄道車両用表示灯の新規採用が寄与している。
　通期業績は売上高４１億円（前期比９．２％増）、営業利益５億７００万円（同０．１％増）、純利益３億４０００万円（同７．０％増）と従来見通しを据え置いた。

不二電機の株価は９時５９分現在１３９６円（△１２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）