正興電はＳ高、第１四半期営業利益７４％増で上期計画を上回る

　正興電機製作所<6653.T>はストップ高の１１４６円まで買われている。２４日の取引終了後に発表した第１四半期（１～３月）連結決算が、売上高５７億９１００万円（前年同期比１４．２％増）、営業利益４億９１００万円（同７４．０％増）、純利益３億２７００万円（同７７．４％増）と大幅営業増益となり、上期計画の４億５０００万円を上回ったことが好感されている。

　電力会社向け配電設備関連製品の増加や電力システム改革に対応した情報制御システムなどが堅調に推移し、電力部門が急拡大したことが牽引役となった。また、ヘルスケアシステム分野で介護認定制度改正に伴うシステム更新需要が増加したことも寄与した。

　なお、１８年１２月期通期業績予想は、売上高２１５億円（前期比７．５％増）、営業利益１０億円（同１９．７％増）、純利益６億８０００万円（同１０．４％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS