テクノホライゾンが急反騰、自動フォーカス調整装置を中国ローカル企業に出荷

　テクノホライゾン・ホールディングス<6629.T>が急反騰。１６日の取引終了後、子会社のグラフインが、スマートフォンなどに搭載されるカメラモジュール向け自動フォーカス調整装置ＳＧ－１シリーズ「Ｘ３０４－ＦＷＵ」の中国ローカル企業への出荷を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
　ＳＧ－１シリーズは同じくテクノホライゾンＨＤ連結子会社のＳＵＷＡオプトロニクスが培ったデジタルカメラ製造技術をベースに共同開発した独自の自動フォーカス調整ユニット（ＦＡＵ）と、グラフインが開発、販売する高速キャプチャボードを搭載した製品。中国製スマートフォンの台頭で、中国ローカル企業のカメラモジュールの生産量が飛躍的に伸びており、カメラモジュールのフォーカス調整も多くの工員が必要とする手動調整から装置による自動調整への移行が始まろうとしていることから、積極的に営業していたという。

テクノホライゾンの株価は９時４７分現在２４８円（△３８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）