Ｔホライゾン、前期経常を32％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

　テクノホライゾン <6629> [ＪＱ] が4月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の19億円→25億円(前の期は13.8億円)に31.6％上方修正し、増益率が37.3％増→80.6％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.1億円→24.1億円(前年同期は6.3億円)に33.1％増額し、増益率が2.9倍→3.8倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→20円(前の期は15円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社が重点市場とする4つの市場のうち、光学事業の主力である教育市場が、国内においてＧＩＧＡスクール構想の影響により、第4四半期も売上が好調であったことから、前回発表と比較して増収・増益となる見通しです。※ 上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により異なる場合があります。

　　当社は、2021年４月１日付で完全子会社３社（株式会社エルモ社、株式会社タイテック、株式会社中日諏訪オプト電子）を無事に吸収合併することができました。また、旧株式会社エルモ社におきましては、2021年４月10日に創業100周年を迎えました。これもひとえに、当社グループの株主の皆様、お取引先様をはじめとして、これまでお力添えをいただいた関係各位のご支援の賜物と心から感謝申し上げます。　つきましては、株主の皆様の日ごろのご支援に感謝の意を表するとともに、４社合併及び旧株式会社エルモ社の創業100周年を記念して、１株当たり5円の記念配当を実施することといたしました。　これにより、2021年3月期における１株当たり期末配当金は、2020年5月15日に発表しました普通配当15円に記念配5円を加えた合計20円となります。　今後ともなお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。